- 未来を選びながら働こう。
- 株式会社ケア21
元々、大学の心理学科に通学していた望月遼が介護業界を志したきっかけは、学生時代に取り組んだボランティアでの体験だった。「不登校の子どもに勉強を教えたり、一緒に遊んだりする活動に参加していました。その中で出会った子どもが接するごとに心を開き、最終的に学校へ通えるようになった姿を見て、人と密接に関わる仕事がしたいと思い、介護業界を志望しました」。
その後、平成24年に新卒としてケア21に入社した望月。数ある介護関連の会社の中から入社する決め手になったのは、経営理念に共感したことだ。「依田社長が最終面接で〈社員を大切にすることが、いいサービスに繋がる〉と熱く話すのを聞いて共感し、この人なら信じられると思いました」。
入社後はグループホームへ配属になった後、数カ所の訪問介護事業所でサービス提供責任者や管理者を務め、平成28年にはエリアマネージャー、平成30年に課長代理へ昇格した。「ステップごとに新たなやりがいが生まれますが、その時々の目標に向かって皆で一致団結する面白さは共通しているかもしれません」。望月は目の前の事業に真摯に向き合いながら、着実なステップアップを果たしている。
現在は東日本介護事業部で担当エリアの人員配置、採用業務、売上げや利益の管理などのマネジメント業務を中心に行っている。「管理者として、数字はもちろん意識しなければなりませんが、私は現場に勤務していたので、現場ならではの大変さも理解しています。現場を第一に考え、皆が楽しく働ける職場にしていきたいですね」と望月。
そのひとつがワーク・ライフ・バランスの整備だ。「〈介護の仕事は休めなくて当たり前〉ではなく、オン・オフ共に充実する環境を構築したいと思っています。そのメリハリがあることで、現場でもより良いサービスが提供できます」。現場を知る彼だからこそ、全ての人が働きやすい職場の在り方を考えられるのだろう。
「ケア21は業務も多岐にわたり、進路希望も受け入れられやすいので、挑戦する意欲のある人にとっては非常にチャンスに恵まれた会社です。失敗にも寛容で、再び挑戦できる雰囲気があります」。実際に望月自身も失敗を繰り返しながら成長したと話す。「私も社内でさまざまな失敗を経験しましたが、皆に助けられながら諦めることなく挑戦を繰り返して現在に至ります」。
最後に介護業界を目指す人たちへメッセージをもらった。「私が入社した人によく言うのは〈技術は後から付いてくるので、まずは高齢者の方に向き合って、思いやりや優しさといった人間として大事なものを磨こう〉ということです。介護に限らず、仕事は人ありき。その姿勢が介護士、社会人として大きな成長に繋がると信じています」。
「この会社は現場・本社関係なく個人のやりたいことを尊重してくれる社風があり、私も新しい業務に挑戦して成長したいと思って本社で働くことになりました」。そう話すのは事業支援部に勤務する出川眞珠だ。
「人に関わる仕事がしたい」と平成24年に入社し、約5年間、訪問介護の業務を経験した後、現在は事業所の変更届や加算届、新規申請などの申請業務を中心に、契約書の作成や人員の確認まで行っている。「介護現場での経験は、まちがいなく活かされていますね。事業所から上げられる報告書を読むと、〈ここが困っているんだな〉と察することができるので、現場の本質的なニーズを汲んだ対応に繋げられています」。
また出川は異動したことで、本社が現場第一で物事を考えていることが実感できていると語る。「本社の社員が、どうすれば現場がスムーズに動けるか考えているのを身にしみて感じています。〈人を大事にし、人を育てる〉という経営理念が実行されているんです。私も申請業務などをもっとスピーディーに行って、現場から〈出川なら大丈夫〉と思ってもらえるようになりたいですね」。
昨年、約8年間働いていた介護の現場を離れ、東日本福祉事業部に異動した貝賀なつみ。新たな業務は、現場の職員が質の高い介護を提供できるように支援すること。研修や事業所への指導、事業所の困りごとに対して柔軟なアプローチを行っている。
「元々、人に何かを教えたり、伝えたりすることは嫌いではなくて。異動になる前から本社で中途採用の社員へ向けた技術指導もしていたので、自分の強みを活かせているかなと思っています」と貝賀。さらに「現場にいた時からフォロー体制の手厚さは感じていました」と続けた。「現場時代からの上司も日頃から事業所を回って声をかけてくれたので、信頼関係が築けていました。それもあって何か困りごとがあると役職関係なく、相談することができましたね。いまは私が現場を助けられるように、現場での経験をもとに知識や技術を伝えています」。
さらに、彼女にはひとつの目標がある。「出産や育児を行っている現場の社員が、もっと働きやすい職場にしたいですね。その人の望み通りに出産直前まで働けたり、出産後に復職しやすいような制度を整えたいと思っています」。職場や立場が変わっても、貝賀は介護の現場に寄り添い続けている。
介護業界だけではなく、多彩なキャリアを持つ社員が多いケア21。入社前、建築系の大学を卒業した豊田祐士もその一人だ。「テレビ番組で見たことや自分が腰痛を持っていることもあって、卒業論文のテーマを〈バリアフリー〉にしたんです。そこで論文を書くために、実際に介護現場で障がい者の方のお手伝いをしました。その時にケア21の存在を聞き、介護を通して建築に携わることに興味を持ちました」。
入社してからは「まずは現場を知りたい」と兵庫県のグループホームで約3年間勤務した後に、自ら希望して大阪本社の不動産開発部へ。そして昨年、東京本社へ異動となった。「日本の不動産業界のスケールを体感したくて東京に移りました。介護施設の開発を行うための営業や、ご利用者様の財産管理・処理なども含めた不動産販売を行っています。他社に負けないように技術開発にも力を入れています」。現場での経験は、現在も活かされている。「現場で働いていたからこそ、施設の不具合が発生した際にも早急に対応できます。また施設を計画する時にも利用者様にとって、どういった造りがいいか具体的に考えられますね。自分が携わった施設で利用者様やそのご家族の笑顔を見ることができるのは、本当にやりがいです」。
「弊社には高齢者介護だけではなく、障がい事業、保育事業など、さまざまな事業があり、それらと連携した部署も幅広くあります。例えばグループ会社の『株式会社美味しい料理』は料理好きにはぴったりですし、『株式会社 EE21』では資格取得のスクール運営や人材サービスを行っており、一人ひとりのスキルを活かせる環境になっていますね」。
しかし、幅広い業務を行う上でも「経営理念の現場第一主義、徹底討論・徹底和解は共有されている」と豊田は話す。「現場に人が足りない時は、本社勤務であろうと駆けつける姿を見て、本当に現場第一だなと思います。また社内で意見が違う時には皆で話し合って、決まったことについては個人が責任を負うことのないよう全体でカバーするのもケア21の特徴です」。
会社として確かな土台を構えているからこそ、社員がそれぞれのスキルを存分に活かせているのだろう。
新たな業務にあたる際に豊田は「まずチャレンジしよう!」という依田社長の言葉を思い出す。「弊社は楽観的思考を大切にしていて、失敗を恐れずにチャレンジできる環境があるんです。私の周りでも自らアイデアを叶えたり、希望の職種に就いた人たちを知っています。介護に正解はありません。これから介護の道に進もうと考えている人たちには、自ら挑戦したいことを見つけるためにも色々なものに興味を持ち、どん欲に知識を吸収してほしいですね。その挑戦を社員皆でサポートします!ぜひ、一緒に働きましょう!」。
介護を中心に、さまざまな業務に挑戦できるケア21。理想のキャリアビジョンを実現できる、無限の可能性が広がっている。
ケア21に入社すると、多くの方が「介護の会社でも、こんなに色々なキャリアビジョンがあるんだ!」と驚くことでしょう。在宅介護やデイサービス、保育園や給食、不動産まで、幅広く事業を展開しています。そしてケア21の全てのベースは、《人を大事に、人を育てる》という経営理念。年に一度、これからやりたい事のアンケートをとるのもそのためです。一人ひとり異なる理想のキャリア像に応えられるのは、多様な事業を展開しているからこそだと思います。
日常の業務内にも工夫があります。その一つが「ありがとうほめカード」です。ふと同僚や上司、部下に対して感謝の気持ちが芽生えた時に、メッセージカードを渡す習慣があります。笑顔で働く社員が多いのも、このカードのおかげかもしれません。
現場を大切にするケア21は、全てのキャリアが現場からスタートします。そのまま現場で活躍することも、他のキャリアを選択することもできます。あなたのご応募を心よりお待ちしています。
株式会社ケア21 採用担当一同