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高級腕時計を超える
「エクストリームウオッチ」
革新的なものづくりから生まれた
究極の逸品
リシャールミルジャパン株式会社
代表取締役 川﨑 圭太

従来の高級腕時計を超える エクストリームウオッチとは

高級腕時計は、時を超えて人々を魅了し続けてきた。研ぎ澄まされた機能美から生まれたデザインやラグジュアリーな装飾、そして重厚な存在感。さらに精密機械であることが、所有する人だけが得られる満足感にもつながっている。そこには「ものづくり」をどこまでも追求す
る時計職人達の思いが込められているとも言えるだろう。
スイスの「リシャール・ミル(RICHAR DMIILE)」も世界中で愛されている高級腕時計のひとつだ。フランス人のリシャール・ミル氏によって2001年に誕生した同ブランドは「腕時計のF1」とも冠されている。これを日本で販売しているのが、リシャールミルジャパン株式会社だ。
「リシャール・ミルは、従来の高級時計のさらに上を行く『エクストリームウオッチ』です。当社は常に気遣いを忘れずに、お客様をファミリーのように大切にしながら究極のサービス業に徹するという理念で事業を展開しています」(川﨑氏)
世界でも類を見ない高級腕時計を販売する同社は、徹底したサービスで究極の逸品を愛するファンの心をつかんでいる。

選び抜いた素材に時間をかけ 高級腕時計に新しい価値観を

リシャール・ミルは古くから時計づくりの歴史が刻まれたスイスの高級腕時計市場において、わずか10年ほどで老舗ブランドと肩を並べるまでに成長を遂げた。同社が日本国内で販売を開始したのは2004年のことだ。
「ひと目見て、こんなに格好良い時計があるものだろうかと驚きを感じました。文字盤がないのに正確な時刻が分かるのはもちろん、奥行き感があるのです。従来の時計が2Dだとすると、リシャール・ミルは3D。時計づくりのコンセプトや発想が従来とまったく違うのです」(川﨑氏)
リシャール・ミルは革新的なものづくりで、高級腕時計に新しい価値観を付け加えた。
「例えば、腕時計に欠かすことのできないパーツにネジがあります。通常の機械式時計ではマイナスネジを使いますが、専用の工具が必要なチタン製のスプラインネジを採用しています。このネジを製造するだけでも20工程を超えるオペレーションが必要です」(川﨑氏)
このネジには1kgあたり2億円を超えるコストがかかっている。しかし、あえてチタンという高級素材を使うことで、しっかりと締め付けられるなど大きなメリットがあるという。
また、ベゼル・ミドルケース・ケースバックのすべてをピンクサファイアから削り出したサファイアクリスタルで覆われたモデルもある。
「サファイアクリスタルはダイヤモンドに次ぐ堅さで傷に強いという特長があります。『RM 07-02 PINK LADY SAPPHIRE』は、人工サファイアの粉末を溶かして結晶化させた素材を用いて、原石から加工、削り出しまでに1,000時間以上かかっています」(川﨑氏)
そこには、コスト削減や効率化とはかけ離れた「作りたいものを作る」という発想があるという。

 

時計に込めた世界観や熱意 ファミリーとの絆を大切に

リシャール・ミルはアメリカ、シンガポールでとくに人気が高く、日本は世界3位のマーケットだという。
「日本発売時は1年間に2本の販売数でした。それが3年目に20本と広がり、現在では年間約300本の入荷が完売しています。私たちは当初から、売ろうとするのではなく、リシャール・ミルの世界観や時計に込められた熱意をお客様に伝えることを心がけ続けています。本当の価値を決めるのはお客様です」(川﨑氏)
高級腕時計の中でも圧倒的な存在感を誇るリシャール・ミルの価格は700万円から。平均価格は1,600万円にもなる。
「ご購入いただくお客様には、企業経営者や医師などの成功を収めた方が多くいらっしゃいます。価格よりもリシャール・ミルの究極の価値を評価してご購入いただいています」(川﨑氏)
同社は東京・銀座に国内初、世界で7店舗目となるブランド直営ブティックを2007年にオープンした。
「極限・究極を追求したエクストリームウオッチのコンセプトをお伝えする場所です。単なる高級時計ではなく、伝統的な機械式時計の製造をきちんと継承しながら、先端の技術革新が生きる芸術的にも優れた構造など、リシャール・ミルの魅力を余すところなく感じていただ
けます」(川﨑氏)
同社は購入者を共通の価値観を持つファミリーと捉え、購入後のケアやアフターサービスにも力を入れている。その一貫として正規認定中古時計を扱う「NXONE」も東京・銀座にオープン。ブランドの価値をより高め、将来に向けて継続させるための新たなマーケットを創造する。今後もリシャール・ミルを愛するファミリーとともに、気遣いを持って期待に応えていく方針だ。

※「賢者の選択」より転載

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